ブログ始めました
223 です。
而立を迎えてしまったので記録用にブログを開設することにしました。
自己紹介
軽く自己紹介をすると、
- @goronao
- SIer 勤務
- シリコンバレー駐在中
- Web 周辺エンジニア
- メイン言語は Clojure/Script
- 日本で少しだけ nishi-shinju-clojure という clojure 勉強会を主催
- 相撲部監督
といった感じなので、これらに関連したことを綴っていこうと思います。
また、「弊社の名前を出していいか」と聞いたら「ダメ」とのことだったので、個人ブログとして気楽に組織と関係のないことを書き綴っていきます。
ブログ開設方法検討
差し当たってはブログを作らなければいけなかったのですが、以下の理由で自分で作ろうと思いました。
- シンプルにしたい
- Emacs で編集し git で管理したい
- ブログに関する知識を低レベルで理解したい
- たまに英語記事も書きたい(予定)ので日本で中心に使われるブログサービスは避けたい
- 心が弱いので特定のサービス上のマナー違反に怯えたくない
- 多少技術に関係ないことも書きたい
その上で一番手っ取り早そうな静的サイトジェネレータ + GitHub Pages を使うことにしました。
数ある静的サイトジェネレータから何を選ぶかについては知見が特になかったので、 clojure 製縛りで探すことに。 "clojure static site generator" で検索すると下記がヒットします。
この内、 stasis はもう保守されてなさそうなので除外しました。
cryogen と perun を比較すると、cryogen はテンプレートエンジンとして Selmer、 perun は hiccup を使っているなどの細かい違いに加え、
といったように、まさに leiningen と boot の対比が当てはまりそうな違いがありました。
私は普段比較的 leininge を多く使っていますが、今回はブログに関する知識を低いレベルで理解したいという目的もあるので、そのあたりを宣言的にやってくれる cryogen ではなく perun を選ぶことにしました。
perun + Github Pages でブログ開設
実際に作ったものは https://github.com/223kazuki/blog です。
さて perun ですが、この記事の時点で最新の 0.3.0
を使いました。
template が無い代わりに examples/blog を参考にすればほぼそのまま作れます。 それを参考に、当ブログ用に修正した build.boot の内容が下記です。
(set-env!
:source-paths #{"src"}
:resource-paths #{"resources"}
:target-path #{"../223kazuki.github.io"}
:dependencies '[[perun "0.4.2-SNAPSHOT"]
[hiccup "1.0.5"]
[pandeiro/boot-http "0.6.3-SNAPSHOT"]
[clj-time "0.14.0"]])
(require '[clojure.string :as str]
'[io.perun :refer :all]
'[pandeiro.boot-http :refer [serve]])
(task-options!
markdown {:out-dir ""}
render {:out-dir ""}
collection {:out-dir ""}
static {:out-dir ""}
tags {:out-dir "tags"}
paginate {:out-dir "pages"}
assortment {:out-dir "assorts"}
serve {:resource-root ""})
(deftask build
[]
(comp (global-metadata)
(markdown :md-exts {:tables true})
(draft)
(print-meta)
(slug)
(ttr)
(word-count)
(build-date)
(gravatar :source-key :author-email :target-key :author-gravatar)
(render :renderer 'io.github.223kazuki.post/render)
(collection :renderer 'io.github.223kazuki.index/render :page "index.html")
(collection :renderer 'io.github.223kazuki.posts/render :page "posts.html")
(tags :renderer 'io.github.223kazuki.tags/render)
(paginate :renderer 'io.github.223kazuki.paginate/render)
(assortment :renderer 'io.github.223kazuki.assortment/render
:grouper (fn [entries]
(->> entries
(mapcat (fn [entry]
(if-let [kws (:keywords entry)]
(map #(-> [% entry]) (str/split kws #"\s*,\s*"))
[])))
(reduce (fn [result [kw entry]]
(let [path (str kw ".html")]
(-> result
(update-in [path :entries] conj entry)
(assoc-in [path :entry :keyword] kw))))
{}))))
(static :renderer 'io.github.223kazuki.about/render :page "about.html")
(inject-scripts :scripts #{"start.js"})
(sitemap :out-dir "./")
(rss :description "223 log" :out-dir "./")
(atom-feed :filterer :original :out-dir "./")
(print-meta)
(target :dir #{"../223kazuki.github.io"} :no-clean true)
(notify)))
(deftask dev
[]
(comp (watch)
(build)
(serve)))
少しオプションなどが散らかっていますが、
build
タスクで静的なリソースを生成dev
タスクでソースの変更を監視しつつbuild
を呼んで開発サーバでホスティング
二つのタスク内ではそれぞれ子タスクがリソースのメタデータ (投稿情報など) を受け取って処理し、次の子タスクへ渡していきます。
ビルド時に何が行われるかは build.boot を起点に読み解け、 src
以下にはタスクから利用されるリソース生成用コードしか存在せず見通しがいいです。
../223kazuki.github.io
に GitHub Pages repository を clone し、開発時もそこにリソースを出力してホスティングするようにしたので、開発時も本番と同じ構成で確認できます。
また、開発時は watch
による監視でコードの変更がすぐに反映されます。
他のサイトジェネレータは試してませんが perun はシンプルかつ強力な部類なのではないでしょうか。
今後
- ブログを続ける
- もうブログを少し作り込む
- Clojurescript / Garden も使う
- AMP 対応したい
ついでに告知ではないですが、10/12 - 10/14 に Baltimore で開催される Clojure/conj 2017 に参加することにしました。
参加する方々宜しくお願い致します。